★【千年の時を経て】

★【千年の時を経て】
 秋深まれりを思わす寒い一日でしたね。
寒気の中、月も冴え冴えと美しい夜です。そこで、又しても『月』をお題に一席。

   『この世をば わが世とぞ思ふ 望月の
            欠けたることも 無しと思へば』

藤原道長さんの権勢極まれりを詠んだ歌としてあまりにも有名な和歌ですが、
千年前の今日、今夜の此の月を詠んだ歌だそうです!!

 一条天皇の皇后となった長女彰子を初めとして、次代三条天皇の下には次女妍子を
そして1018年、後一条天皇に威子(いし)を嫁がせます。
此の祝宴の席で詠われたのが件の歌と云うのです。
なんと道長さん自身の娘が、『太皇太后』『皇太后』『皇后』を占めると云う栄華の極みの月夜でした。